カテゴリ:テレビ( 32 )

NHKの同時配信容認へ、総務省 19年度から放送をネットで

 NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットで配信することについて、総務省が容認する方針を固めたことが11日、関係者への取材で分かった。NHKは2019年度中に総合、教育2チャンネルの配信を始める意向。公共放送から「公共メディア」への脱皮を目指しており、肥大化を懸念する声も出そうだ。

 NHKによる常時同時配信は民業圧迫などを理由に放送法で禁じられてきたが、スマートフォンの普及をはじめ視聴環境の変化に対応する。総務省は13日の有識者検討会で審議する報告書案にこの方針を盛り込み、19年の通常国会に同法改正案を提出する構えだ。

(共同)

 NHK放送センター=東京都渋谷区

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 NHK放送センター=東京都渋谷区

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by daisukepro | 2018-07-17 13:45 | テレビ

「森友・加計」国会報道 NHK、際立つ少なさ

2018年5月31日(木)

「森友・加計」国会報道

NHK、際立つ少なさ

 学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げ問題、同「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題の二つの安倍首相による「国政私物化」疑惑は、昭恵夫人の関与を示した財務省の改ざん前文書や、愛媛県の新文書提出などで、全体の構図がほぼ明らかになってきました。ところが、NHKのこの間の両疑惑をめぐるニュース報道には、大きな疑問が浮かび上がっています。

 衆参両院の予算委員会で28日におこなわれた集中審議。テレビ朝日系の「報道ステーション」など民放は、日本共産党の小池晃書記局長、宮本岳志衆院議員が、独自に入手した政府の内部文書を示して、昨年9月、財務省理財局と国土交通省航空局の両局長が“口裏合わせ”していたことなどを詳しく報じました。

 しかし、NHKの「ニュース7」「ニュースウオッチ9」は、高齢ドライバーによる交通事故や、日大アメフット事件などを報道。集中審議の模様は5番手でした。

 29日の「ニュース7」にいたっては、国会の「森友・加計」疑惑追及そのものを報道しませんでした。

 同日開かれた衆院財務金融委員会で、日本共産党の宮本徹議員は、「森友」決裁文書の改ざんを認めた後も財務省が改ざんをしていたことを暴露したり、立憲民主党の川内博史議員の追及に、麻生太郎財務相が「改ざんは悪質でない」と暴言を吐いたりしたにもかかわらずです。

 NHKが政権側に忖度(そんたく)しているのか―。

 日本共産党の山下芳生参院議員のもとに、NHKの関係者が書いたとみられる文書が3月26日に届いたことがあります。それによると、実名で記されたNHK幹部が「ニュース7」「ニュースウオッチ9」などのニュース番組の編集責任者に対し、「森友問題」の報じ方について、「トップニュースで伝えるな」「トップでもしかたないが、放送尺は3分半以内に」「昭恵さんの映像は使うな」などと細かく指示していたとしています。

 本紙は、これらの「指示」が本当に番組に反映されたかを、「報道ステーション」、TBS系「NEWS23」と比較検討しました。期間は、「朝日」が森友文書改ざんをスクープした3月2日から、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問がおこなわれた同月27日まで。この結果、NHKの「森友」報道の少なさが際立ち、“昭恵夫人隠し”も徹底されていることが浮き彫りになりました。(4月30日付で詳報)

 安倍政権は、放送の「政治的公平性」などを定めた放送法4条などの撤廃をたくらんでいますが、共同通信がスクープした「通信・放送の改革ロードマップ」には、撤廃を実現した場合としてこんな記述がありました。「放送(NHK除く)は基本的に不要に」

 政権に批判的な民放はいらず、NHKさえあればいいということか。「公共放送」としてのNHKのあり方が問われています。(藤沢忠明)


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by daisukepro | 2018-05-31 10:35 | テレビ

「森友・加計」国会報道 NHK、際立つ少なさ

2018年5月31日(木)

「森友・加計」国会報道

NHK、際立つ少なさ

 学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げ問題、同「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題の二つの安倍首相による「国政私物化」疑惑は、昭恵夫人の関与を示した財務省の改ざん前文書や、愛媛県の新文書提出などで、全体の構図がほぼ明らかになってきました。ところが、NHKのこの間の両疑惑をめぐるニュース報道には、大きな疑問が浮かび上がっています。

 衆参両院の予算委員会で28日におこなわれた集中審議。テレビ朝日系の「報道ステーション」など民放は、日本共産党の小池晃書記局長、宮本岳志衆院議員が、独自に入手した政府の内部文書を示して、昨年9月、財務省理財局と国土交通省航空局の両局長が“口裏合わせ”していたことなどを詳しく報じました。

 しかし、NHKの「ニュース7」「ニュースウオッチ9」は、高齢ドライバーによる交通事故や、日大アメフット事件などを報道。集中審議の模様は5番手でした。

 29日の「ニュース7」にいたっては、国会の「森友・加計」疑惑追及そのものを報道しませんでした。

 同日開かれた衆院財務金融委員会で、日本共産党の宮本徹議員は、「森友」決裁文書の改ざんを認めた後も財務省が改ざんをしていたことを暴露したり、立憲民主党の川内博史議員の追及に、麻生太郎財務相が「改ざんは悪質でない」と暴言を吐いたりしたにもかかわらずです。

 NHKが政権側に忖度(そんたく)しているのか―。

 日本共産党の山下芳生参院議員のもとに、NHKの関係者が書いたとみられる文書が3月26日に届いたことがあります。それによると、実名で記されたNHK幹部が「ニュース7」「ニュースウオッチ9」などのニュース番組の編集責任者に対し、「森友問題」の報じ方について、「トップニュースで伝えるな」「トップでもしかたないが、放送尺は3分半以内に」「昭恵さんの映像は使うな」などと細かく指示していたとしています。

 本紙は、これらの「指示」が本当に番組に反映されたかを、「報道ステーション」、TBS系「NEWS23」と比較検討しました。期間は、「朝日」が森友文書改ざんをスクープした3月2日から、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問がおこなわれた同月27日まで。この結果、NHKの「森友」報道の少なさが際立ち、“昭恵夫人隠し”も徹底されていることが浮き彫りになりました。(4月30日付で詳報)

 安倍政権は、放送の「政治的公平性」などを定めた放送法4条などの撤廃をたくらんでいますが、共同通信がスクープした「通信・放送の改革ロードマップ」には、撤廃を実現した場合としてこんな記述がありました。「放送(NHK除く)は基本的に不要に」

 政権に批判的な民放はいらず、NHKさえあればいいということか。「公共放送」としてのNHKのあり方が問われています。(藤沢忠明)


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by daisukepro | 2018-05-31 10:35 | テレビ

東芝は、サザエさん、長寿テレビ番組「日曜劇場」のスポンサーも降板

東芝は25日、1969年の放送開始から務めてきた国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを実質降板した。経営再建に向けた合理化の一環。一部地域を除き、25日放送分を最後に半世紀近くにわたるCM提供に幕を下ろした。

 契約が切り替わる4月1日の放送分からは、インターネット通販大手アマゾンジャパンやベビー用品専門店の西松屋チェーン、大和ハウス工業が新たにスポンサーに加わる。

 東芝は、サザエさん同様、長寿テレビ番組「日曜劇場」のスポンサーも降板。米国有数の観光名所として知られるニューヨークの繁華街タイムズスクエアで掲げてきた看板広告の打ち切りなども決めている。

(共同)

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by daisukepro | 2018-03-26 07:27 | テレビ

桂敬一の「ニュースをウテ」第9回

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写真をクリックすると白熱の対談がご覧になれます。
桂敬一のニュースをウテ第9回、ゲスト山田厚史(ジャーナリスト)

TPPは日本文化を破壊する。

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by daisukepro | 2013-07-03 10:31 | テレビ

ミャンマー軍事政権の証拠隠滅を許すな!

ミャンマー軍事政権の証拠隠滅を許すな

10月8日夜10時、テレビ朝日「報道ステーション」はヘルメットを付けた兵士が長井さんの遺体からビデオカメラ、デジタルカメラを押収する緊迫した映像を放送した。
この映像は反対側のビルから俯瞰で撮影したものである。命がけの盗み撮りであることが「声を出すな」という音声から伝わってくる。
カメラは表通りに面した路地周辺を俯瞰している。長井さんが射殺された場所からやや離れた路地であることが説明される。街路は混乱状態である。逃げ惑う群衆と兵士が入り乱れていて、発砲によるデモ鎮圧直後であることが分かる。路地の角で、群衆が黒山のように集まっている。兵士が銃などを振り上げて群衆を追い散らした。数人の兵士たちと残された男性の遺体が見える。
男性は茶色っぽいショートパンツをつけており、長井さんであることが確認出来る。兵士たちは長井さんを覗き込み、乱暴に長井さんの体を動かして所持品などをチェックしている。着衣が乱れて腹部が露出する。一人の屈強な治安部隊兵士が周囲に散乱した遺留品の中からビデオカメラらしきものを無造作に右手で取り上げ、押収して画面の右手に切れる。
c0013092_1346475.jpgもう一人の兵士がデジカメを拾い上げ、後を追って画面から切れる。手際がいい。
長井さんのすぐそばに軍用トラックが横付けになっていて、地面に敷かれた白いシートの上に置かれた押収品の中から、別の兵士が長井さんの青いポーチと黒色のポーチをつまみ上げトラックの荷台に放り投げた。
真相は明らかになった。長井さんを殺したのは流れ弾ではない。デモ鎮圧部隊は長井さんを狙っていた。取材するジャーナリスト長井さんの背後から武装兵士が接近し至近距離から発砲、長井さんを虐殺した。そして、遺体を路地に収容して、武力弾圧の証拠を隠滅するためにカメラを押収したのだ。
ミャンマー軍事政権の虐殺と証拠隠滅は許せない。許すな!押収した長井さんのカメラを返せ、テープを返せ!
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by daisukepro | 2007-10-09 00:58 | テレビ

「誰も行かないところに、誰かが行かなければ」

「誰も行かないところに、誰かが行かなければ」

TBSの報道特集(10月7日17時30分)で長井カメラマンのビデオテープが公開された。
c0013092_23124052.jpg最後の数時間、長井さんが見たものは何か。伝えたかったものは何か。死の瞬間まで放さなかったカメラは知っている。だが、残念なことに、私たちはその日のテープを見ることができない。カメラが軍事政権に押収されたまま返らないからだ。それでも、公開されたテープから緊迫したヤンゴン市内の状況が生々しく伝わってきた。その日、長井さんはガイドを伴って市街の取材に出かける。しかし、僧侶の姿は町中に一人もいない。長井さんは寺院を訊ねる。奇妙なことにそこにも僧侶の姿はまったくない。「何故ここにも僧侶がいないんだ」「知らない」「どこにいるのか」「しらない」とガイドは答える。「知らない?変じゃないか」「恐くていえない」「なんでそんなに恐いのか」「あんたのために言っているんだ」。長井さんは別の寺院も取材している。そこにも僧侶は一人もいない。再び長井さんは市街地に向かう。「そっちは危ない、行かない方がいい」「なぜ?」「そこは軍隊の通る道だ、本当に危ない」。軍隊の姿は見えないが、横道には車の影すらなく、人の子一人通っていない。道の行く手には通りが見え、通行人が行き交っている。「ここからは危ない」「なんで止めるんだ。俺はアフガンにもイラクにも行っている。心配するな」「危ない、行くな」「俺は行きたいところへ行くぞ」長井さんは静止するガイドを振り切るように、表通りに飛び出していく。長井さんはオレンジ色のローブをまとった若い僧侶に近づき話しかける。僧侶は緊張した様子で周囲を警戒しながら短く答える。数人の僧侶が大声で叫ぶ。街路はたちまち緊張が走る。「皆、でろ。出るんだ」道路には次第に僧侶たちが集まってきた。「デモをやるぞ、さあ、出るんだ」。長井さんはカメラを回しながら現地の人に「警官はどこにいるんだ」「あれか」「あれは違う」「警官はどこだ」と長井さん、手持ちカメラは現地人の間を抜けて裏路地を進む、その途中、録画は切れた。画面から姿こそ見えないが、軍隊がデモの周囲を固めている状況が生々しく伝わってきた。胸を締め付けられる。5日、サンケイ新聞の報道は「長井さんの遺体は帰国後、司法解剖された。その結果、長井さんは背後から撃たれ、銃弾1発が左腰背部から右上腹部に貫通していたことが判明。死因は肝損傷による失血死と特定された」と伝えた。司法解剖の結果は完全に射殺された決定的瞬間の映像と一致する。長井さんは権力の暴虐と闘う人々の姿を伝えようとして、デモの隊列の中に踏み込んだのだ。「誰も行かないところに、誰かが行かなければ」と。また一人、フリージャーナリストの尊い命が失われた。
デモに参加した僧侶たちは軍隊に検束され、100名以上の若い僧侶たちの安否はいまだ不明という。
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by daisukepro | 2007-10-07 23:13 | テレビ

続々「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ

続々「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ

中間報告(2)

2004年、週刊新潮(4月1日号)に次のような記事が掲載された。
「4億円豪邸で国税に目をつけられたTBS元プロデューサー」が見出しである。
「筋肉番付」元プロデューサーのH氏が、豪邸を建てたことにより国税のチェックが入った。樋口の個人会社は「筋肉番付」ゲーム化の利権を持ち、収入が年間4億円。この会社の所得隠しのため、国税は近く樋口を追徴課税————。
記事ではH氏となっているが、記事内容から推測すればHが樋口潮社長であることは
だれでも分かる。週刊新潮の記事によれば、この白亜の殿堂は建築費が4億円もする豪邸であり、筋肉番付ゲーム化の利権で稼いだ金で樋口潮社長が建てたものだが,この会社の所得を隠して脱税した疑惑があるということになる。
「樋口の個人会社」というのは有限会社デジタルナインのことである。この会社は1997年に設立された。(フリージャーナリストの話では代表名義に母親の名が使われていたそうだが定かではない)そのご、追徴課税を支払ったのか、税金疑惑の追跡記事は見当たらない。

樋口潮社長は2005年にもうひとつ別の会社デジタルモンスターを設立、現在は二つの会社の社長を兼務している。このデジタルモンスターのホームページには樋口潮社長の経歴が詳細にのっている。http://www.monster9.com/company_m.html
このホームページを参考にして、樋口潮社長の経歴を時系列的に整理してみる。
TBS入局は1986年、慶大理工学部卒で放送業務部に配属になった。
4年後、90年にスポーツ局スポーツ情報局に異動、「ニュースの森」スポーツコーナーを担当するようになり、「バルセロナ五輪」、「プロ野球中継」などのディレクターを努めた後、93年10月に「均ちゃんのプロ野球珍プレイ好プレイ」で念願のプロデューサ−になる。12月「スポーツマンNO1決定戦」で筋肉バラエティ番組スタイルができあがった。話題の「筋肉番付」が登場するのは1995年7月のことである。最初は深夜番組だったが、特番が好評だったため同年10月からゴールデンタイムになり、毎週土曜日の夜7時から放送されるようになった。たちまち、「筋肉番付」はTBSの看板番組となり高視聴率を上げた。(2002年5月まで続く)その2年後、樋口潮社長は番組のキャラクターを利用して「筋肉番付」のゲーム化を思いつき、97年6月有限会社デジタルナイン(スポーツとゲームの企画制作会社)を設立した。自分の手がけた番組名や競技名を商標登録して、ゲームや商品の利権が「デジタルナイン」に入る仕組みを作った。なんと2003年には版権収入が年間4億円になったと云うのだ(週刊新潮)

この間、2003年11月TBSを依願退職するまで、何があったのだろうか。
97年には8月「アテネ世界陸上」、9月「SASUKE」(筋肉番付類似番組)のプロデュースをやりながら、樋口潮社長兼プロデューサーは有限会社デジタルナインでiMODE用のゲームの開発もやっている。99年8月には「世界陸上スペイン大会」、12月「ZONE」、まさにスポーツジャンルのプロデューサ−として飛ぶ鳥を落とす勢いだ。翌2000年3月には現在の目黒区の土地を購入、翌年01年8月「世界陸上カナダ大会」を担当、同時期に白亜の殿堂を完成した。人生の絶頂期といえよう。同年12月「INOKI BOM-BA-YE」の綜合プロデュース,埼玉芸術劇場で「トライアウト」(マッスルミュージカル)の公演が1回だけ行われている。「筋肉番付」は安定した視聴率を出し、TBSを代表する長寿番組となった。しかし、この頃、樋口潮プロデューサー担当の番組製作現場で事故が多発していることが話題になり始めた。
この続きは次回でーーー。
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by daisukepro | 2007-06-10 00:02 | テレビ

続「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ

続「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ
中間報告(1)
デジタルナイン樋口潮代表は豪邸に住み、4台の外車を所有しているという話があった。
TBSに17年間勤務して依願退職したサラリーマンが数年の間にできることだろうか。「マッスルミュージカル」の興収で建てたのだろうか。
百聞は一見にしかず、同好会調査部は現地取材に出かけた。
東横線都立大学駅をおりて、柿の木坂をまっすぐのぼり30分ほどで目的地に着く。
目黒区東が丘に樋口潮代表の白亜の豪邸(写真)は立っている。

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数億円はかけたと思える。2階建ての近代的デザインの洒落た家である。
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半透明のアクリルでできたガレージの扉から赤い車が透けて見えるが、車種までは分からない。ガレージの間口は車2台が置ける広さである。残念ながら奥行きは外から分からない。玄関エントランスの郵便ポストには横文字でHiguchi、その下に社名Digital9のプレートが配置されている。
いま、樋口潮代表はラスベガスから帰国してこの邸宅にいるという。

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by daisukepro | 2007-06-05 21:41 | テレビ

「マッスルミュージカル」・やぶにらみの暴君ヒグチ

渋谷の国立競技場横の国有地に「マッスルシアター」という劇場が開設された。
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今年の5月から「マッスルミュージカル」を公演中だ。ミュージカルとは言っても、歌も台詞も物語もない。アクロバット体操などで鍛えたアスリートたちが肉体と技を駆使して踊る。草案者は「コンセプトは筋肉が音楽を奏でる」と説明している。スポーツとショーを融合させた新しいパフォーマンスとして、大変な人気である。出演者の属人的な能力とチームワークが躍動感を生み、舞台を支え、ファンの感動を呼んでいるといっていい。
ところが、新聞やテレビの報道によると、樋口潮社長(デジタル9)は出演者たちに出演料一律20%カットを通告した。さらに、ラスベガスのホテル「サハラ」の公演「MATURI」に参加できない出演者に50%の削減を通告、いやなら辞めてもらってもかまわないと宣言した。
どう見ても社長命令に従わない出演者に対する見せしめ、懲罰的出演料の削減である。
これに反発した出演者(約70名)中15人が労働組合を作って団体交渉で解決したいと申し入れると、組合を一人一人呼び出して樋口社長やプロデューサ−ら多数がと取り囲み、組合脱退を強要したしたため、やむなく組合を脱退するものが相次いだ。脱退者は20%削減した契約書に署名させられた。それでも、組合を辞めず、契約しなかった3名に対して、樋口社長は舞台出演を拒否、鉄柵を作り、ガードマンを配置して劇場内への立ち入りを禁じた。

東京都労働委員会の斡旋により、デジタル9は団体交渉にしぶしぶ応じてきた。最初の団体交渉には代理人の弁護士2名と管理者が出席したが、樋口社長は姿を見せなかった。組合はともかく組合員の一方的出演排除をやめて交渉を始めるように申し入れたが、二回目の団交は会社側代理人弁護士の交代を理由にその後の日程すら決らず、現在も出演排除を続けている。
組合は都労働委員会の不当労働行為救済の申立と東京地裁に正規賃金の支払いを求める仮処分
を申請した。樋口社長は出演排除を命令したままラスベガスに滞在して6月初旬には帰国する予定だという。
では、樋口潮という人物はどんな経歴と考えの持ち主だろうか、同好会調査部に動いてもらった。
次回、その一部を報告しよう。
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by daisukepro | 2007-05-30 11:23 | テレビ