東芝は25日、1969年の放送開始から務めてきた国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを実質降板した。経営再建に向けた合理化の一環。一部地域を除き、25日放送分を最後に半世紀近くにわたるCM提供に幕を下ろした。 契約が切り替わる4月1日の放送分からは、インターネット通販大手アマゾンジャパンやベビー用品専門店の西松屋チェーン、大和ハウス工業が新たにスポンサーに加わる。 東芝は、サザエさん同様、長寿テレビ番組「日曜劇場」のスポンサーも降板。米国有数の観光名所として知られるニューヨークの繁華街タイムズスクエアで掲げてきた看板広告の打ち切りなども決めている。 (共同)
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| 2018-03-26 07:27
| テレビ
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| 2013-07-03 10:31
| テレビ
ミャンマー軍事政権の証拠隠滅を許すな
10月8日夜10時、テレビ朝日「報道ステーション」はヘルメットを付けた兵士が長井さんの遺体からビデオカメラ、デジタルカメラを押収する緊迫した映像を放送した。 この映像は反対側のビルから俯瞰で撮影したものである。命がけの盗み撮りであることが「声を出すな」という音声から伝わってくる。 カメラは表通りに面した路地周辺を俯瞰している。長井さんが射殺された場所からやや離れた路地であることが説明される。街路は混乱状態である。逃げ惑う群衆と兵士が入り乱れていて、発砲によるデモ鎮圧直後であることが分かる。路地の角で、群衆が黒山のように集まっている。兵士が銃などを振り上げて群衆を追い散らした。数人の兵士たちと残された男性の遺体が見える。 男性は茶色っぽいショートパンツをつけており、長井さんであることが確認出来る。兵士たちは長井さんを覗き込み、乱暴に長井さんの体を動かして所持品などをチェックしている。着衣が乱れて腹部が露出する。一人の屈強な治安部隊兵士が周囲に散乱した遺留品の中からビデオカメラらしきものを無造作に右手で取り上げ、押収して画面の右手に切れる。 ![]() 長井さんのすぐそばに軍用トラックが横付けになっていて、地面に敷かれた白いシートの上に置かれた押収品の中から、別の兵士が長井さんの青いポーチと黒色のポーチをつまみ上げトラックの荷台に放り投げた。 真相は明らかになった。長井さんを殺したのは流れ弾ではない。デモ鎮圧部隊は長井さんを狙っていた。取材するジャーナリスト長井さんの背後から武装兵士が接近し至近距離から発砲、長井さんを虐殺した。そして、遺体を路地に収容して、武力弾圧の証拠を隠滅するためにカメラを押収したのだ。 ミャンマー軍事政権の虐殺と証拠隠滅は許せない。許すな!押収した長井さんのカメラを返せ、テープを返せ! ■
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| 2007-10-09 00:58
| テレビ
「誰も行かないところに、誰かが行かなければ」
TBSの報道特集(10月7日17時30分)で長井カメラマンのビデオテープが公開された。 ![]() デモに参加した僧侶たちは軍隊に検束され、100名以上の若い僧侶たちの安否はいまだ不明という。 ■
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| 2007-10-07 23:13
| テレビ
続々「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ
中間報告(2) 2004年、週刊新潮(4月1日号)に次のような記事が掲載された。 「4億円豪邸で国税に目をつけられたTBS元プロデューサー」が見出しである。 「筋肉番付」元プロデューサーのH氏が、豪邸を建てたことにより国税のチェックが入った。樋口の個人会社は「筋肉番付」ゲーム化の利権を持ち、収入が年間4億円。この会社の所得隠しのため、国税は近く樋口を追徴課税————。 記事ではH氏となっているが、記事内容から推測すればHが樋口潮社長であることは だれでも分かる。週刊新潮の記事によれば、この白亜の殿堂は建築費が4億円もする豪邸であり、筋肉番付ゲーム化の利権で稼いだ金で樋口潮社長が建てたものだが,この会社の所得を隠して脱税した疑惑があるということになる。 「樋口の個人会社」というのは有限会社デジタルナインのことである。この会社は1997年に設立された。(フリージャーナリストの話では代表名義に母親の名が使われていたそうだが定かではない)そのご、追徴課税を支払ったのか、税金疑惑の追跡記事は見当たらない。 樋口潮社長は2005年にもうひとつ別の会社デジタルモンスターを設立、現在は二つの会社の社長を兼務している。このデジタルモンスターのホームページには樋口潮社長の経歴が詳細にのっている。http://www.monster9.com/company_m.html このホームページを参考にして、樋口潮社長の経歴を時系列的に整理してみる。 TBS入局は1986年、慶大理工学部卒で放送業務部に配属になった。 4年後、90年にスポーツ局スポーツ情報局に異動、「ニュースの森」スポーツコーナーを担当するようになり、「バルセロナ五輪」、「プロ野球中継」などのディレクターを努めた後、93年10月に「均ちゃんのプロ野球珍プレイ好プレイ」で念願のプロデューサ−になる。12月「スポーツマンNO1決定戦」で筋肉バラエティ番組スタイルができあがった。話題の「筋肉番付」が登場するのは1995年7月のことである。最初は深夜番組だったが、特番が好評だったため同年10月からゴールデンタイムになり、毎週土曜日の夜7時から放送されるようになった。たちまち、「筋肉番付」はTBSの看板番組となり高視聴率を上げた。(2002年5月まで続く)その2年後、樋口潮社長は番組のキャラクターを利用して「筋肉番付」のゲーム化を思いつき、97年6月有限会社デジタルナイン(スポーツとゲームの企画制作会社)を設立した。自分の手がけた番組名や競技名を商標登録して、ゲームや商品の利権が「デジタルナイン」に入る仕組みを作った。なんと2003年には版権収入が年間4億円になったと云うのだ(週刊新潮) この間、2003年11月TBSを依願退職するまで、何があったのだろうか。 97年には8月「アテネ世界陸上」、9月「SASUKE」(筋肉番付類似番組)のプロデュースをやりながら、樋口潮社長兼プロデューサーは有限会社デジタルナインでiMODE用のゲームの開発もやっている。99年8月には「世界陸上スペイン大会」、12月「ZONE」、まさにスポーツジャンルのプロデューサ−として飛ぶ鳥を落とす勢いだ。翌2000年3月には現在の目黒区の土地を購入、翌年01年8月「世界陸上カナダ大会」を担当、同時期に白亜の殿堂を完成した。人生の絶頂期といえよう。同年12月「INOKI BOM-BA-YE」の綜合プロデュース,埼玉芸術劇場で「トライアウト」(マッスルミュージカル)の公演が1回だけ行われている。「筋肉番付」は安定した視聴率を出し、TBSを代表する長寿番組となった。しかし、この頃、樋口潮プロデューサー担当の番組製作現場で事故が多発していることが話題になり始めた。 この続きは次回でーーー。 ![]() ■
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| 2007-06-10 00:02
| テレビ
続「マッスルミュージカル」やぶにらみの暴君ヒグチ
中間報告(1) デジタルナイン樋口潮代表は豪邸に住み、4台の外車を所有しているという話があった。 TBSに17年間勤務して依願退職したサラリーマンが数年の間にできることだろうか。「マッスルミュージカル」の興収で建てたのだろうか。 百聞は一見にしかず、同好会調査部は現地取材に出かけた。 東横線都立大学駅をおりて、柿の木坂をまっすぐのぼり30分ほどで目的地に着く。 目黒区東が丘に樋口潮代表の白亜の豪邸(写真)は立っている。 ![]() 数億円はかけたと思える。2階建ての近代的デザインの洒落た家である。 ![]() 半透明のアクリルでできたガレージの扉から赤い車が透けて見えるが、車種までは分からない。ガレージの間口は車2台が置ける広さである。残念ながら奥行きは外から分からない。玄関エントランスの郵便ポストには横文字でHiguchi、その下に社名Digital9のプレートが配置されている。 いま、樋口潮代表はラスベガスから帰国してこの邸宅にいるという。 ![]() ■
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| 2007-06-05 21:41
| テレビ
渋谷の国立競技場横の国有地に「マッスルシアター」という劇場が開設された。
![]() 今年の5月から「マッスルミュージカル」を公演中だ。ミュージカルとは言っても、歌も台詞も物語もない。アクロバット体操などで鍛えたアスリートたちが肉体と技を駆使して踊る。草案者は「コンセプトは筋肉が音楽を奏でる」と説明している。スポーツとショーを融合させた新しいパフォーマンスとして、大変な人気である。出演者の属人的な能力とチームワークが躍動感を生み、舞台を支え、ファンの感動を呼んでいるといっていい。 ところが、新聞やテレビの報道によると、樋口潮社長(デジタル9)は出演者たちに出演料一律20%カットを通告した。さらに、ラスベガスのホテル「サハラ」の公演「MATURI」に参加できない出演者に50%の削減を通告、いやなら辞めてもらってもかまわないと宣言した。 どう見ても社長命令に従わない出演者に対する見せしめ、懲罰的出演料の削減である。 これに反発した出演者(約70名)中15人が労働組合を作って団体交渉で解決したいと申し入れると、組合を一人一人呼び出して樋口社長やプロデューサ−ら多数がと取り囲み、組合脱退を強要したしたため、やむなく組合を脱退するものが相次いだ。脱退者は20%削減した契約書に署名させられた。それでも、組合を辞めず、契約しなかった3名に対して、樋口社長は舞台出演を拒否、鉄柵を作り、ガードマンを配置して劇場内への立ち入りを禁じた。 東京都労働委員会の斡旋により、デジタル9は団体交渉にしぶしぶ応じてきた。最初の団体交渉には代理人の弁護士2名と管理者が出席したが、樋口社長は姿を見せなかった。組合はともかく組合員の一方的出演排除をやめて交渉を始めるように申し入れたが、二回目の団交は会社側代理人弁護士の交代を理由にその後の日程すら決らず、現在も出演排除を続けている。 組合は都労働委員会の不当労働行為救済の申立と東京地裁に正規賃金の支払いを求める仮処分 を申請した。樋口社長は出演排除を命令したままラスベガスに滞在して6月初旬には帰国する予定だという。 では、樋口潮という人物はどんな経歴と考えの持ち主だろうか、同好会調査部に動いてもらった。 次回、その一部を報告しよう。 ■
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| 2007-05-30 11:23
| テレビ
続続続々「石原慎太郎の弁明」
石原慎太郎現職知事が日曜朝のテレビ「報道2001」(CX)「サンデープロジェクト」(テレビ朝日)に連続出演、渡世(都政)私物化の弁明を行った。CXはとりあげる気もしないが、「サンプロ」に至っては疑惑にすべて答えますという謳い文句にもかかわらず、田原総一朗の追及が及び腰のため、都知事選挙の事前運動まがいの番組になった。すべて取り上げたらきりがないので、印象に残った2カ所の場面を書き留めておくのも悪くない。ルペンにまさるとも劣らない世界的な国粋主義者の人柄を理解するためには格好の教材になるだろう。 ジャーナリスト気取りの司会者田原総一朗が政治家石原慎太郎はともかく、魅力的なのは作家石原慎太郎だと切り出す。「処刑の部屋」、「完全な遊戯」などの反モラル的小説はすばらしい」などと歯の浮くような口調で持ち上げる。さすが、石原知事は「発表当時は非難が集中したけど、三島由紀夫と川端さんは評価してくれたな」などと臆面もない。「政治と小説を一緒にされたら困る」といいながら、「ぼくは書きたい小説を7本持っている」などと満更でもなさそうだ。「俺は権威が嫌いだ。今の権威は国である。だから国と闘う」などと国家的権威と闘う男に見せかけようとする。これまで彼のやってきたことをこれほど見せつけられて、なおかつ、こんな欺瞞を信じる都民がいるだろうか。 都知事選で落選されたらこまるといいながら、田原総一朗の狙いとは違った人間、石原慎太郎の正体が会話の間から透けて見えた。(田原は俺がわざと仕掛けたと云うかもしれないが)ゴマすりに弱いワンマン、独裁者に共通した特性を石原知事が持っていることが証明されたようなものだ。たしかに、「完全な遊戯」が批評家の袋だたきに遭っているとき三島由紀夫は石原慎太郎を擁護したが、三島発言はそう単純ではない。 まず、石原慎太郎が「太陽の季節」で芥川賞を受賞して文壇デビューした時には「氏の人柄のタイプは文壇ではずいぶん珍種である」と前置きして「避暑地の良家の子弟の間ではごくふつうのタイプである」と評している。さらに「完全なる遊戯」では「敵役があまり石原氏をボロクソに言ふから、江戸っ子の判官びいきで、ついつい氏の肩を持つやうになるのだが、あれほどボロクソに言はれてなかつたら、却つて私が敵役に回つてゐたかもしれない」と話している。 作品の評価になるとさらに厳しい。 「われわれは文学的に料理された青春しか知らない」が「氏の獨創は、おそらくそういう(湘南あたりにいる良家の子弟の)生の青春を文壇に提供したことであらう。」と書いている。ずいぶん遠回しではあるが、文学とは違うと言っているようにも思えるのだが。(三島由紀夫研究会のメルマガ会報より引用) もうひとつは交際費問題である。7年間で155回、石原都知事が側近や政治家と高級料亭で税金を使って飲み食いしたお勘定は1615万円、接待相手は誰だかわからない。そのうち航空業界関係者8人、テレビ局プロデュサーら3人との宴会に関して違法という判決がでた。それにも関わらず、石原都知事は謝罪するどころか、控訴して「判決が出れば返還しますよ」と云う態度である。こんな単純な判決が最高裁で無罪になる訳がない。返せばいいでは済まない。違法であれば都民に謝罪したのち、返還して辞職するのが当たり前である。東京都は独裁国家ではない。政治家ならば、この段階で都知事立候補を辞退しなければならない。 最も傑作なのは、15回分、2億4350万円も乱費した海外出張費の弁明だ。まず、「出張したのは私一人ではない」と同行した職員らに責任を転嫁したまでは愛嬌だが、外出張、海外視察という名の大名観光旅行の実体を知るものにとっては笑いぐさである。さらに、この弁明がふるっている。 「ニューヨークとパリに出張所があったが、経費がかかるので閉鎖した。この措置で年間2億が8年で16億円を削減(都財政に貢献した)、その代わり必要があれば出張することにしたので出張費が増えた(わずか3億円だ、使たって問題ないじゃないの)」というのである。海外出張所閉鎖と石原都知事の海外出張と呼ばれた大名旅行とは何の関係もないのだ。()内は同好会注 この弁明の仕方はギリシャローマ時代から賄賂を取る役人の弁明とそっくりである。業者が130万円の見積もりを出すと、役人は「そりゃ高い、税金を使うのだから国のために100万にしろ」という。業者は「そりゃ無理だ。せめて110万円でどうですか」と懇願する。そこで役人は「それじゃ120万払ってやろう、そのかわり、お前は110万でいいと言ったのだから10万はおれにもどせ」と言った後で、役人はこう説明する。「俺の働きで国は10万円得をした、お前も俺の裁量で10万得をした。おれは国とお前に貢献したのだから10万円受け取っても問題はない。これで三方一両得だ」。ただし、損をした納税者を除けばの話である。こうして受け取った賄賂で、ローマの役人は優雅な暮らしをしたという。石原の弁明はこのお役人の思考回路と似たところがあると思いませんか。 若き作家石原慎太郎作品「完全な遊戯」は青年たちが、精神を病んでいる女性を拉致監禁輪姦した後で女郎として客を取らせ、あげくに殺害して「今度の遊びは割に安く済んだな」で終わる後味の悪い小説である。 小説の世界ならまだしも、こんな低次元な男に知事をやらせておくと都民はひどい目に遭うだろう。そしてさんざん税金を浪費した挙句、7本目の石原慎太郎小説に「今度の遊びはえらく儲けたな」と書くかもしれない。それでもあなたは石原慎太郎さんに投票しますか。 追記 三島由紀夫研究会のメルマガ会報 (平成18年2月28日)に以下のような記述があったので追加します。作家三島由紀夫の作品は好きになれないが、猟奇的な事件が頻発する今日この頃、三島由紀夫の予感は現実になっている。 「1970年十一月十八日。作家三島由紀夫は図書新聞の文芸評論家古林尚と人生最後の対談に臨んでいた。 そこで石原慎太郎に話題が及んだ。古林は「石原慎太郎が「完全なる遊戯」を出したとき、三島さんが、これは一種の未来小説で今は問題にならないかもしれないけれど、十年か二十年先には問題になるだろう、と書いていたように記憶していますが・・・・・・。」 ■
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by daisukepro
| 2007-02-12 23:01
| テレビ
発掘!あるある大事典Ⅱ」と「みのもんた」シンドローム
関西テレビの「発掘!あるある大事典Ⅱ」のねつ造問題がTVの話題になっている。 ![]() ![]() 一度騙される人は何度も騙されるという。押し売りからものを買うと次から次へと押売りが訪問してくる。東京でパンを食べていれば太らないというデマが流れたことがあった。しかし、なんと同じ時期にニューヨークでは米を食べると太らないという噂が広がっていた。アメリカのすしブームの始まりである。主食に関するデマ情報は意図的に流布されることが多いのだ。流言は馬鹿にならない。見事にデマの狙いが的中して、アメリカ産の小麦の輸入が増加したのだ。 みのもんたが「発掘!あるある大事典Ⅱ」を批判していたが、彼にその資格があるかどうか疑わしい。やれ、ココアが体にいいの、紅茶が頭にきくなどの流言をばらまいてきたのは「みのもんた」が元祖なのだ。ミノモンタ症候群などという流行語まで生まれたほどではないか。しかし、「みのもんた」のキャラクターがいかがわしいので、騙される方がアホで済まされてきただけである。 何を隠そう、私も度々「みのもんた症候群」を煩った。スーパーなどで商品をえり好みしているときの人間の脳はその機能がかなり低下している。そこにTVなどで聞きかじった情報が甦る。つい、必要もないのに手が出るのだ。 みのもんたがいかにいかがわしいかは最近の朝ズバを見れば分かる。あれほど「ほっとけない」などと叫んでいるにも関わらず、戦後最悪の総理大臣アベシンだけはなぜほっとくのか。閣僚がなにをやっても「アベさんが可愛そうだ」はないだろう。なぜそうなるかは「みのもんた」自身が知っている。 これをやれば視聴率がとれるとなれば、類似の番組が増えるのは民間放送局では当たり前の現象だ。実験したように見せたり、学識経験者を登場させて本当らしく見せかけるだけのことである。これを食べると血液がさらさらになるなどと云う食物があれば高血圧の薬はいらない。 視聴率の話を書こうとしたが前置きが長くなってしまた。 ■
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by daisukepro
| 2007-01-30 23:58
| テレビ
NHKBS1新番組「ファ−ストジャパニーズ」に期待
1月6日、NHKBS1の新番組「ファ−ストジャパニーズ」(土曜夜10時)を見た。以下、感想を述べたい。 まず、企画の着目点がいい。このシリーズは「世界が認める一流の「場」に日本人として足を踏み入れ、輝き始めた 30代の若き開拓者たちの孤軍奮闘を追い、一流ゆえの厳しさの中にあっても自らの夢を 信じ、更なる高みを目指す彼らの輝きを描く、 文化や人種の壁を乗り越え、決して今に満足することなく果敢に挑む開拓者たちの姿は、私たちに夢と勇気を与えてくれる」 これが企画の意図するものである。一流と云う規定は余分だと思うが、NHKで企画を通すためには仕方がないことかもしれない。 イチローや松井、松坂のようなスポーツ選手の活躍はマスコミに脚光を浴びるが、支配者好みのサクセスストーリーに仕立て上げられるので当人たちの人間味は感じられない。 シリーズ初回は「カフェ・ド・フロール」のギャルソンとアイスホッケーのチェコリーグに挑む青年を取材の対象にした。 フロール日本支店でアルバイトを経験した山下哲哉青年(32)はパリの本店で働きたいと単身パリに渡った。最初は無給で働きたいと申し出たが、現実は甘くなかった。フロールのギャルソンの職は生粋のフランス人で右利きであることが絶対条件であった。しかし、かれはその壁を乗り越えてギャルソンになった最初の外国人となった。 給料はチップとチャージしたテーブルの売上げの歩合制である。 かれは、気難しいフランス人と職場の仲間に愛され、いまもフロールで働いている。 ![]() もう一人はアイスホッケー選手の話である。坂田淳二選手はかつて国土開発に所属して日本代表選手になったが、もの足りず、アイスホッケーの本場、チェコの最強プロチーム「ラッセルベルク・プルゼン」に入団した。 ![]() 彼は日本人で最初のチェコアイスホッケー選手となった。2年目のシズンになる今年は正念場だ。結果を出さなければならない。しかし、彼の出番はなかなかこない。かれは自分の立場を良く見つめている。「スポーツ選手である限り、いつかはやめる時が来ることはわかっている。いまは崖っぷちだ」かれはこの「崖っぷち」とうい言葉を何度も口にした。 「崖っぷち」でも、あきらめず、なお生きることが彼の哲学であることが伝わってくる。ともあれ、次回作「ファ−ストジャパニーズ」に期待しよう。 江戸中期の土木家 川村瑞賢の言葉が残っている。 「死を決するのはなんの難きことやある。 ただ死すれば足る。難きは死地にありて生を決するにある」 瑞賢は江戸の大火の折、材木を買い占めて大もうけをした商人だが、その金で治水、運河、植林といった社会事業を行い歴史に残る土木家になった人物である。瑞賢の精神は二人の現代を生きる青年に引き継がれている。 ■
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by daisukepro
| 2007-01-07 16:23
| テレビ
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